近年は転職や副業が主流になりつつあり、自らのスキルアップのために資格取得をされる方が増えています。
そのなかでも、宅建士(宅地建物取引士)はさまざまな場面で汎用性が高いことから人気があり、受験者数は年々増加の傾向にあります。
この記事では宅建士の資格を取得するメリット4選を紹介します。
宅建士の資格を取得するメリット
宅建士の資格を取得するメリットは次のとおりです。
- ①独占業務(重要事項説明等)ができる
- ②不動産に関する知識が増える
- ③合格難易度がそれほど高くない
- ④その他民法関係の知識も習得できる
それでは、上記のメリットについて順に解説していきます。
メリット①:独占業務(重要事項説明等)ができる
不動産会社は、土地・建物を買おうとする人や、アパートを借りようとする人に対して、あらかじめその不動産についての詳細を説明する「重要事項説明」を行うことが義務づけられています。
そして、この「重要事項説明」は、必ず宅建士が行わなければならないということが法律で定められています。
そのため、不動産会社には事務所ごとに社員数5人に1人の割合で宅建士を設置しなければなりません。
このことから宅建士の資格を持っている人は不動産業界では需要が高く、転職でも有利に働くことが多いです。
メリット②:不動産に関する知識が増える
宅建士の資格を取得すると、単純に不動産に関する知識が増えます。
不動産オーナーになる場合や、アパートなどを借りる際には何かとトラブルが起こりやすいものです。
不動産に関する知識があれば、これらの起こりうるトラブルを事前に予測できるので、不動産取引におけるリスクを軽減することができるでしょう。
メリット③:合格難易度がそれほど高くない
宅建士は国家資格ですが、直近の合格率は約17%と、比較的難易度は易しい傾向にあります。
同じ国家資格には、司法書士、税理士、社会保険労務士など、難易度の高いものが多いです。
これらの資格に比べると宅建士の合格率は高いほうなので、国家資格の称号を得やすいと言えます。
メリット④:その他民法関係の知識も習得できる
宅建試験では、不動産取引に大きく関わる宅建業法のほかにも、民法や税法など私たちの日常生活と直接関わりのある分野の知識も習得できます。
近年では少子高齢化が進み、空き家も増えていることから、相続に関する知識が得られれば今後役に立つはずです。
また税金に関する知識も増えれば、今後の生活でも効果的なお金の使い方ができるようになるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は宅建士の資格を取得することのメリット4選を紹介しました。
宅建士は転職などの場面でも非常に需要が高く、不動産に関する分野を一通り学ぶことができます。
この記事を読んで宅建士の資格に少しでも興味が湧いた方は、是非、宅建士の取得を目指してみてください!
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