宅建士試験の勉強を始めると、
多くの人が一度は悩むのがこの疑問です。
- 過去問は何年分やれば合格できる?
- 10年分は必要?
- それとも3〜5年分で足りる?
結論から言うと、
「やみくもに年数を増やす必要はありません」。
大切なのは、
自分のレベルに合った量を、正しい順序で解くことです。
この記事では、
- 合格者が実際に解いている過去問の年数
- 初学者・独学者向けの現実的な目安
- 過去問を「やりすぎて失敗する」パターン
まで、分かりやすく解説します。
結論:宅建士の過去問は「5年分」がひとつの基準
まず結論です。
多くの合格者が実践している目安は、
- 分野別過去問:一通り
- 年度別過去問:5年分前後
です。
10年分・15年分と大量に解く人もいますが、
それは「余裕がある人」「復習を徹底できる人」向け。
独学・社会人の場合は、
✔ 5年分を完璧に近づける
✔ 同じ問題を何度も解く
この方が、合格率は高くなります。
なぜ「5年分」が現実的なのか?
理由は3つあります。
① 出題傾向は直近5年で十分つかめる
宅建試験は、
- 毎年まったく新しい論点が出る
- 古い論点が完全に消える
という試験ではありません。
直近5年分を分析すれば、
頻出論点・問われ方のパターンは十分把握できます。
② 古すぎる問題は今の試験とズレることがある
10年以上前の問題になると、
- 法改正前の内容
- 今では問われにくい知識
が含まれることもあります。
初学者がこれに時間を使うと、
「覚えたのに出ない…」
となりがちです。
③ 「量」より「理解度」の方が圧倒的に重要
宅建は暗記試験ではありません。
- なぜその選択肢が×なのか
- どこをひっかけているのか
を説明できるレベルまで理解できているかどうか。
5年分を3周できる人は、
10年分を1周した人より強いです。
ただし注意|いきなり年度別5年分はキツい
ここで、よくある失敗パターンがあります。
「過去問は大事と聞いたから、
いきなり年度別を解き始めた」
これ、初学者にはかなりキツいです。
理由は、
- 出題範囲がバラバラ
- 解説を読んでも理解できない
- 正解率が低く、モチベーションが下がる
から。
おすすめの順番:分野別 → 年度別
多くの合格者がやっている流れはこれです。
- 分野別過去問で基礎固め
- 年度別過去問で実戦力アップ
- 苦手分野を再度分野別で復習
この順番なら、
- テキスト内容とリンクしやすい
- 理解しながら進められる
- 挫折しにくい
というメリットがあります。
過去問集は「どれを選ぶか」も重要
ここまで読んで、
「じゃあ、どの過去問集を買えばいいの?」
と思った方も多いはずです。
実は、
過去問集によって解説の分かりやすさはかなり違います。
- 初学者向け
- 独学向け
- とにかく網羅型
など、特徴もさまざまです。
👉 独学向けにおすすめの過去問集は、
こちらの記事で詳しく比較しています。
※この記事を先に読んでおくと、
「何年分・どのタイプを買うか」で迷いません。
最初から全部そろえる必要はありません
なお、最初から
- 分野別
- 年度別5年分
をすべてそろえる必要はありません。
おすすめは、
✔ まず分野別で理解を固める
✔ 余裕が出てきたら年度別に進む
という進め方です。
この方が、
- 無駄な出費を防げる
- 挫折しにくい
- 最終的に合格に近づく
というメリットがあります。
まとめ|「何年分」より「どう使うか」
宅建士の過去問について、大切なのは、
- 何年分やったか
ではなく - どれだけ理解して使い切ったか
です。
目安としては、
- 分野別+年度別5年分
- それを繰り返し解く
これで、十分合格を狙えます。
過去問選びで迷っている方は、
解説が分かりやすく、独学向けのものを選ぶことが重要です。
この1記事を読んでから選べば、
「買って失敗した…」はほぼ防げます。



