宅建試験の勉強を進めていくと、
多くの人が一度は「模試」を受けるタイミングが来ます。
ところが実際には、
- 勉強時間は確保しているのに点数が伸びない
- 模試を何回受けても合格点に届かない
- むしろ本番が近づくほど不安になる
と感じる人も少なくありません。
この記事では、
宅建の模試で点数が伸びないときに見直すべきポイントを、
独学・通信講座・スクールそれぞれの視点も交えながら整理していきます。
「努力が足りないのでは?」と悩んでいる方ほど、
一度立ち止まって確認してみてください。
模試で点数が伸びないのは珍しいことではない
まず大前提としてお伝えしたいのは、
模試で点数が伸びない=能力不足ではないという点です。
宅建の模試は、
- 本試験よりやや難しめに作られている
- 初見問題・ひっかけ要素が多い
- 制限時間のプレッシャーが強い
という特徴があります。
そのため、
「最初の模試で合格点に届かない」のは、実はよくある話です。
問題なのは、
何回受けても同じところでつまずいている場合です。
見直すべきこと① 模試の「復習方法」が間違っている
模試で点数が伸びない人に最も多い原因が、
復習のやり方が浅いことです。
よくあるNGパターン
- 正解・不正解だけを確認して終わる
- 解説を読んで「なるほど」で済ませる
- 間違えた理由を言語化していない
この状態では、
次の模試でも同じようなミスを繰り返します。
正しい復習の考え方
模試の復習では、次の3点を必ず確認してください。
- なぜその選択肢を選んだのか
- なぜそれが間違いだったのか
- 次に同じ論点が出たらどう判断するか
特に重要なのは、
「知識不足」なのか「読み間違い」なのかを切り分けることです。
見直すべきこと② 点数が伸びない原因を勘違いしている
模試の点数が悪いと、
つい「まだ勉強量が足りない」と考えがちです。
しかし実際には、
- 勉強量ではなく「理解のズレ」
- 知識はあるが「使い方」がわかっていない
- 問題形式に慣れていない
といったケースも多く見られます。
特に多い勘違い
- テキストは一通り読んだ=理解できている
- 過去問が解ける=模試も解ける
- 模試の点数=今の実力そのもの
模試はあくまで「確認ツール」です。
点数そのものよりも、中身を見ることが大切です。
見直すべきこと③ 模試のレベルと自分の段階が合っていない
模試には種類があります。
- 初学者向け
- 基礎確認用
- 本試験レベル
- 上位層向け(難易度高)
もし、
- 学習初期なのに難易度の高い模試を受けている
- 基礎が固まっていない段階で本試験レベルを解いている
場合、点数が伸びないのは当然とも言えます。
この状態で起きやすいこと
- 自信を失う
- 勉強方法に迷い始める
- 不必要にスクールを検討し始める
まずは、
今の自分の段階に合った模試かどうかを確認してみてください。
見直すべきこと④ 独学では「客観視」が難しくなる
独学で勉強していると、
次のような壁にぶつかりやすくなります。
- どこが弱点なのかわからない
- 点数が悪い理由を自分で判断できない
- 勉強の方向性が合っているか不安になる
これは能力の問題ではなく、
独学特有の構造的な難しさです。
独学でよくある状態
- 間違えた原因分析が甘くなる
- 得意・不得意の把握が曖昧
- 改善点が見えないまま模試を繰り返す
この状態が続くと、
模試を受けるほど不安が増えてしまいます。
模試の点数が伸びない=スクールに行くべき?
ここで多くの人が悩むのが、
- 独学で続けるべきか
- 通信講座を使うべきか
- スクールに通うべきか
という選択です。
ただし、
模試の点数が伸びない=すぐにスクールが必要とは限りません。
見直すべき順番は次の通りです。
- 復習方法は適切か
- 模試レベルは合っているか
- 弱点が把握できているか
それでも改善しない場合に、
環境を変える選択肢を考えれば十分です。
模試を「成績表」で終わらせないために
模試の本当の価値は、
点数や判定ではありません。
- 自分の弱点を可視化できる
- 本試験の時間感覚を掴める
- 勉強の方向修正ができる
この3つを活かせて初めて、
模試を受けた意味があります。
もし今、
- 模試の結果をどう活かせばいいかわからない
- 自分一人では分析が難しい
と感じている場合は、
第三者の視点を一部だけ借りるのも一つの方法です。
独学・通信講座・スクールで迷っている方へ
なお、
模試をきっかけに勉強方法そのものを見直す人も多いです。
宅建は、
勉強方法の選び方次第で難易度や挫折しやすさが大きく変わります。
以下の記事では、それぞれの特徴や向いている人の違いを、
スクール経験者の視点で整理しています。
「今のやり方で続けていいのか」を整理したい方は、
一度確認してみてください。
まとめ|模試は「結果」より「使い方」が重要
宅建の模試で点数が伸びないとき、
真っ先に疑うべきなのは「自分の才能」ではありません。
- 復習のやり方
- 原因の捉え方
- 模試レベルとの相性
- 独学特有の限界
これらを一つずつ見直すことで、
点数が動き出すケースは非常に多いです。
模試は落ち込むためのものではなく、
合格に近づくための材料です。
焦らず、
今の状態を正しく把握するところから始めてみてください。



