資産形成で後悔しないためにNISAで株式投資をする場合のメリット・デメリットを知ろう

節約・投資

みなさんは株式投資に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?

●株式投資って安全なの?

●株式投資についてちょっと気になるけどよくわからない

と思っている方も多いのではないでしょうか?

最近では、新NISA制度も始まり、株式投資を始める方が増えています。

株式投資は確実に資産が増えるものではありませんが、正しく投資を行うことで資産を増やせる可能性があります。

この記事では、株式投資を始めることのメリット、デメリットについて解説していきます。

株式投資のメリット

メリット①:基本ほったらかしなので、本業への影響が少ない

1日に何度も取引をする(デイトレード)のであれば1日中パソコンの画面に張り付いている必要があります。

でも、中長期投資であれば短くて3か月~半年、長くて1年以上かけて投資をしていくので、株の売買の回数も少なく、拘束される時間も少なくなります。

「お金に働いてもらう」ことで、自分はほかのことに時間を使うことができるのです。

メリット②:複利で資産を増やすことができる

複利とは、投資で得られた「利益」が次の投資の「原資」に回ることで、1回1回の投資の原資と利益が段々と増えていく構造のことです。

株式投資は長く継続することで、この複利の恩恵を大きく受けることができるので、資産を大きく増やすことができるワケです。

メリット③:NISA制度により、税金面で優遇されている

NISAとは、株式投資によって得られた利益にかかる税金が非課税となる制度です。

通常、株式投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、このNISA制度を利用すると、株式投資で得た利益に税金がかかりません。

2024年から新NISA制度が始まり、非課税枠の拡大や、非課税の適用期間が無期限となるなど、従来のNISA制度よりも手厚い内容となりました。

これから株式投資を始める方は、これだけでもお得に株式投資を始めることができます。

メリット④:政治、経済に関する興味が湧いてくる

株価は、世界や日本における政治や経済情勢と連動して動いています。

そのため、株式投資で利益を出すためには、日々ニュースや新聞を見たりして、政治や経済の動向を監視しておく必要があります。

政治や経済について理解が深まると、世の中のトレンドやお金の流れが理解できるので、株式投資以外の場面でもこれらの知識が役に立つことがあるのではないでしょうか?

株式投資のデメリット

デメリット①:資産を減らすリスクがある

投資なので、確実に資産が増えるワケではなく、資産が減ってしまうリスクもあります。

そのため、貯金をすべて株式投資に回すという極端な方法をとるのではなく、普段の生活費を除いた余剰資金で投資を行うべきです。

また、投資の世界に「卵は一つのカゴに盛るな」という格言があります。

これは、卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした時にすべての卵が割れてしまいますが、卵を複数のカゴに分けて盛っていれば、一つのカゴを落としても他のカゴに盛られた卵は割れずに済むという意味を表しています。

投資もこれと同じで、一つの投資先に絞るのではなく、複数の投資先に分散しておくことで、リスクも分散することができます。

デメリット②:日々投資について勉強したり株価を確認する必要がある

株式投資で利益を出すためには、日々株価を確認したり、個別企業の業績を調べたり、ニュースや新聞で情報を収集する必要があります。

しかし、「個別企業の株価や業績まで調べるのはめんどくさい」という方は、投資信託やETF(上場投資信託)での運用を検討してみるといいでしょう。

投資信託やETFは、私たち個人投資家に代わってプロが選んだ投資先ばかりを集めた投資商品のことです。

投資信託やETFは個別株ではないので、運用する際に手数料を取られますが、その分継続して安定した配当金がもらえる傾向にあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、株式投資を始めることのメリット・デメリットについて解説しました。

この記事を読んでNISA・株式投資に興味が湧いた方は、ぜひ始めてみてください!

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